『CORRIDA』　1983年発売


5thアルバム『CORRIDA』は、ジンギスカン最後のアルバムとなりました。


収録曲

SideA
１、La Corrida [opening]
２、Oh Miguel
３、Miguels Traum
４、Eine Rose fur Maria Madalena
５、Auf der Strasse nach Madrid
６、Los Gitanos
７、Juanita Elena
SideB
１、Life Is Good - Life Is Scheen
２、Einst wird kommen der Tag
３、El Diablo
４、Dir darf nichts gescheh'n, Miguel
５、Einzug in die Plaza De Torros
６、Corrida
７、闘牛士の死にオーレ！（Ole, Ole）


La Corrida

アルバム『CORRIDA』は表題曲「corrida」のインストから始まります。
「corrida」とはスペイン語で「闘牛」のことです。
「愛のコリーダ」の「コリーダ」と同じですね。
アルバム『CORRIDA』は闘牛士ミゲールの一生を描いたミュージカル曲で構成されているのです。
ストーリーに関してはＯ様のサイトの訳詩を是非ともご覧くださいませ。


Oh Miguel

アコギをバックにエディナ姐さんが切々と歌い上げます。
男の声は誰？


Miguels Traum

今度はヘンリエッテ姉さんの出番です。
基本的にはマイナー調ですが、途中で激しいフラメンコが挿入されます。
「Corrida」のメロディーも組み込まれています。
ヘンリエッテが「ホレ！」と言うのがカワイイので、私は惚れてしまいました。
ああ、男の声は誰なんだ？
どうも男声の聞き分けができません。


Eine Rose fur Maria Madalena

日本のムード歌謡っぽくていいですね。
似ている曲を例に出そうと思うのですが、またしても思い出せません。
最近は自分の過去もロクに思い出せないので困ったものです。
これはみんなで歌ってますね。
途中「ピストレーロ」っぽいフレーズもありますね。


Auf der Strasse nach Madrid

ボサノバっぽい曲調ですね。
でもたぶんボサノバではありません。
私の音楽知識が乏しいので、どうもうまく表現できないません。


Los Gitanos

このアルバムは全体的にフラメンコギターがメインに使用されていますね。
それに音数が少ないから、歌唱力がないと厳しいものになりそうです。
つまり、私にカバーするのは無理ということです（笑）
ジンギスカンのメンバーは歌唱力があるのだから。


Juanita Elena

日本の70年代の女性歌手のレコードのB面に収録されてそうな曲ですね。
って伝わりにくいですよね。
たとえば、、、、、やはり思い出せないorz


Life Is Good - Life Is Scheen

ちょっと「Ole, Ole」みたいな曲ですね。
ヴォルフガングが語るように歌うのは、THAT'S LIFEの「TELEPHONE」と同じ手法ですね。


Einst wird kommen der Tag

この曲ではメンバーそれぞれのソロが楽しめますが、どれが誰だか私にはわからなかったりしますorz
低音はルイと思われますが、ルイにしては歌が上手すぎるという声も（失礼！）。
私はヴォルフガングがルイの影武者だと睨んでいるのですが（ZDF-Hitparadeの「ピストレーロ」や「世界はひとつ」動画参照）。


El Diablo

これはかなり「Corrida」に近い作りの曲ですね。
このアルバム中にはこのように他の収録曲と似た感じの曲が大目ですが、手抜きではなくアルバムの統一感を出すための手法なのでしょうね。


Dir darf nichts gescheh'n, Miguel

とても悲しい曲です。
ヘンリエッテがしっとりと歌い上げます。
エディナも歌っているのかな？
歌っているのが一人なのか二人なのかもわかりゃしませんorzorz


Einzug in die Plaza De Torros

水戸黄門のテーマに似てると評判の曲です。
軍隊の行進曲とかにありそうですね。


Corrida

さあ、このアルバムのメイン曲です！
この曲を聴くと血沸き肉踊ります。
パソドブレ調の名曲です。
でも、最後は悲しいのですよねえ。


闘牛士の死にオーレ！（Ole, Ole）

このアルバムを総括する曲です。
ヴォルフガングが高い歌唱力存分に発揮されます。


日本では未ＣＤ化なのが残念すぎます。
是非ともこのミュージカルの模様を収録したＤＶＤ付きで発売してください、ビ○ターさん！

このアルバムの後、シングル「めざせメキシコ」を出してジンギスカンは解散します。
「めざせメキシコ」のB面「Rund um die Welt」はアルバム未収録です。
実はこの「Rund um die Welt」の英語版「Give me a sign」がオランダで発売された本当の最後のシングルだったりします。
ちょっとエンヤっぽい癒し系の曲なのですが、ジンギスカン最後の曲だと思うと、涙が出そうになります。



次回は日本発売の『ベスト・オブ・ジンギスカン』について書こうと思います。
もうすぐこのコーナーも一段落です。

[061030]