ジンギスカンを語ろう!


バオバブシンガーズ


今回は、モンゴルコンサートの「密告者のテーマ」の項でちょっと触れた、バオバブシンガーズのジンギスカンカバー以外の曲を紹介します。

それは「王様の耳はファンタジー」(1980年発表 作詞:榎雄一郎、作曲:山本正之、編曲:桜庭伸幸)という曲です。
おそらく「めざせモスクワ」のカバーは知っていても「王様の耳はファンタジー」をご存知のない方が多いと思います。
それなのに私は「めざせモスクワ」のカバーを知るよりも前に、「王様の耳はファンタジー」を知っていたから困ったものです。

「王様の耳はファンタジー」は、劇団がらくた工房の旗揚げ公演のオープニングテーマとして、山本正之氏が初代スネ夫の声優肝付兼太氏から依頼されて作曲したものだそうです。
ちなみに劇団がらくた工房は、ぷろだくしょんバオバブに所属していた俳優で結成されたています。

「人間は豚じゃない だけど人間は豚を食う」とか面白い歌詞の曲なので機会があれば聴いてみてくださいませ。


ついでにバオバブシンガーズ名義ではありませんが、劇団がらくた工房関連の曲も少し紹介しておきます。


まずは、がらくた工房合唱団名義の「眠れる森のメタモルフォーゼ」(1981年発表 作詞:榎雄一郎、作曲:山本正之、編曲:高田弘)。
劇団がらくた工房の第二回公演のオープニングテーマです。
この曲では「王様の耳はファンタジー」では聞こえなかった肝付兼太の声が判別できますよ。


次に、黒魔術歌劇団名義の「毛ダもNoダケDaモ野」(1981年発表 作詞:榎雄一郎、作曲:山本正之、編曲:高田弘)は、「眠れる森のメタモルフォーゼ」の劇中使用曲です。
この曲はかなり「ジンギスカン」っぽいのでかなりオススメです!
歌詞も意味不明な言葉を羅列したものなので、外国語っぽく聞こえたりします。
おや、編曲の高田弘氏って確か原たかし&バッドマンズの「ジンギスカン」のアレンジをしたと思われる人では?
ははあ、完全に「ジンギスカン」っぽいのを狙ってますね。


最後は緒方賢一氏と肝付兼太氏のデュエット「楽そうでラプソディー」(1981年発表 作詞:榎雄一郎、作曲:山本正之、編曲:高田弘)。
これも「眠れる森のメタモルフォーゼ」の劇中使用曲です。
決して上手いとは言えませんが、肝付兼太氏の歌声が曲にマッチしすぎているので堪能できますよ!


、、、クリスマスイブなのにホームページの更新ってorz。


※「王様の耳はファンタジー」「眠れる森のメタモルフォーゼ」「毛ダもNoダケDaモ野」は『山本正之作品大全集』(1996年発売)、「楽そうでラプソディー」は『蔵出・山本正之作品大全集』(2001年発売)に収録されています。


[061224]


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