ジンギスカンを聴こう!


 

そんなことより、これからジンギスカンのCDの購入を考えている方は、「『ジンギスカン・ノンストップ・ベスト・ヒッツ』ってどうなのよ?」ってことが気になりますよねえ。
まず、収録曲ですが、何と、ファーストアルバムとセカンドアルバムに入っている曲がすべて入っています!
超オススメ! と言いたい所ですが、残念ながら、そこまでは言えません。

まず、ノンストップ編集なので、エンディングとイントロが繋がってしまっているのが難点です。
ジンギスカンの曲はイントロとエンディングに特徴的なものが多いので、ちょっとでもそれが次の曲と被ってしまうと、すごくもどかしく感じてしまうのです。
「コンチキ号の冒険」と「サムライ」のつなぎ方は結構好きですが、やっぱり一曲一曲独立した形で聴いたほうがずっと良いです。

次に、一枚のCDに二枚のアルバムの曲がフルで収まるはずもなく、所々カットされているのが大問題です。
例えば、「ハッチ大作戦」の女性二人がウイスパーボイスで「ハッチ・ハレ・オマ・ベン」と歌うところ、「ロッキング・サン」のマンドキのドラムソロ等です。
一番ひどいのが「めざせモスクワ」の男三人が低音で歌う箇所がカットされていること。「めざせモスクワ」の一番の聴かせ所をカットするなんて、狂気の沙汰です。

更に、『ノンストップ・ベスト・ヒッツ』では、「ハッチ大作戦」のイントロ部分にに勝手に「フッ、ハッ」という合いの手を入れてしまっていることが判明。ひでえ、捏造だよ。

つまり、『ノンストップ・ベスト・ヒッツ』では、原曲の良さがかなり損なわれてしまっているのです。

また、『ジンギスカン・ノンストップ・ベスト・ヒッツ』はディスコ仕様の編集なので、アップテンポの曲は比較的すんなりと受け入れられたのですが、スロー・ミドルテンポの曲はイマイチに感じてしまいました。

結果、外れの曲が多いなというのが、ジンギスカンの楽曲に対する第一印象になってしまったのです。

ただ、かなり気に入った曲もあったので、編集されていない状態でそれらの曲を聴いて見たくなりました。特に「ハッチ大作戦」を!

ちなみに、『ジンギスカン・ノンストップ・ベスト・ヒッツ』には、「ザ・ストーリー・オブ・ジンギスカン」というメドレー+αな曲も収録されているのですが、二曲目の「ピストーレーロッ!」という曲が、何故か本編には収録されていない。
これは一体何なんだ? て、『哀愁のピストレーロ』だって今はわかってるんですけど、この曲もちゃんと聴きたくなりました。

というわけで、私は、ジンギスカンの新たなCDを求めることにしたのです。

[2005.9.18]

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