5カラット「ジンギスカン」 (山本伊織訳詩 あかのたちお編曲)1979年

グループ名の読み方、最初「ゴカラット」かと思っていましたが「ファイブカラット」が正解でした。
日本のジンギスカンカバーの中で、最もアレンジが原曲と異なるのがこの曲です。
男性アイドル歌謡によくあるようなようなアレンジです。
SMAPがライブで歌ったのが、この5カラットバージョンの日本語詞「ジンギスカン」(アレンジは異なります)というのもうなずけます。
いきなり「ハッ!」という掛け声で始まるあたりからビックリです。
「ウ! ハ!」も力弱いです。
原曲は「フ! ハ!」なので正確には違いますね。
途中の合いの手も原曲で「オホホホ」「アハハハ」なのですが、この曲では全て「ワハハハ」です。
わかりやすくしたのか、それとも間違えたのか。
日本語で歌っていますが、直訳ではありませんね。
詞も男性アイドル歌謡路線になっています。
まあ、この日本語詞で一番注目すべきは、
「あとにはひかない 突撃ジンギスカン」。
これではまるでヨネスケです(笑)
B面はインストゥルメンタルです。
主旋律をサックス(?)で奏でているので、何かムード歌謡みたいで変な感じです。
結局このグループは5カラットの輝きを見せることなく、原石のまま終わってしまったみたいですね。
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